京都大学の平成25年度志願者の第一段階選抜の合格者数が
発表されました。
京都大学の場合は、第一段階選抜の合格者には
受験票が届きますが、不合格者には受験票が届きません。
塾生の生徒が「まだ受験票が届かない・・」と不安になっていましたが
その生徒が出願した学部・学科では足切りはなかったので
郵送が遅れているだけでしょう。
例年、京都大学では足切りが行われるほど志望者数が膨れ上がることは
少ないです。(医学部医学科や経済学部の論文入試・理系入試など特別な形式を除き)
今年度は工学部の受験者数が昨年度に比べて増加しています。
センター試験の難化でセンター試験で思うように得点できなかった受験者層が
東大の足切りを恐れて京大に流れたのかもしれませんね。
京大では2次試験重視なのでセンターで失敗していても2次試験で挽回が
可能です(もちろん京大の2次試験に対処する高い学力が必要ですが)。
東大の今年度の足切りラインが下がってしまったのは皮肉な結果ですね。
昨年度が非常に高かったので受験生が敬遠してしまったのでしょう。
国公立大学の2次試験前期試験まで、あと2週間もありません。
悔いの残らないよう全力でラストスパートをしてもらいたいものです。