2012年度のノーベル賞にて
京都大学iPS細胞研究所長である山中伸弥教授(50)が
ノーベル医学生理学賞を受賞されました。
おめでとうございます。
iPS細胞の開発が今回の受賞の要因です。
iPS細胞とは、
人工多能性幹細胞(induced pluripotent stem cell :iPS細胞)
というそうです。
人間の体細胞に少数の遺伝子を導入して培養したもので
様々な組織の細胞に分化しまたほぼ無限に増殖する能力があるそうです。
再生医療や癌などの難病の治療を飛躍的に進歩させる可能性を
秘めているそうですね。
iPS細胞という名称の名付け親も山中教授です。

京都大学で学ぶ学生はもちろんのこと
大学で研究をしている方々や
研究者を目指している受験生達にとって
大いに刺激になるニュースですね。
日本人のこれまでのノーベル賞受賞者を一覧にまとめてみました。
やはり旧帝国大学をはじめ有名大学の名前がずらりと並びますね。
日本人ノーベル賞受賞者の出身大学・学部
2012年 山中伸弥 医学生理学賞 神戸大学医学部
2010年 根岸英一 化学賞 東京大学工学部
2010年 鈴木章 化学賞 北海道大学理学部
2008年 下村脩 化学賞 長崎医科大学部族薬学専門部卒
2008年 南部陽一郎 物理学賞 東京帝国大学理学部
2008年 小林誠 物理学賞 名古屋大学理学部
2008年 益川敏英 物理学賞 名古屋大学理学部
2002年 小柴昌俊 物理学賞 東京大学理学部
2002年 田中耕一 化学賞 東北大学工学部
2001年 野依良治 化学賞 京都大学工学部
2000年 白川英樹 化学賞 東京工業大学理工学部
1994年 大江健三郎 文学賞 東京大学文学部
1987年 利根川進 医学生理学賞 京都大学理学部
1981年 福井謙一 化学賞 京都帝国大学工学部
1974年 佐藤栄作 平和賞 東京帝国大学法学部
1973年 江崎玲於奈 物理学賞 東京帝国大学理学部
1968年 川端康成 文学賞 東京帝国大学文学部
1965年 朝永振一郎 物理学賞 京都帝国大学理学部
1949年 湯川英樹 物理学賞 京都帝国大学理学部